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甲陽化学工業株式会社 コンテンツ

食品を日持ちさせるには?

食品を日持ちさせる添加物は、「保存料」と「日持向上剤」があります。

保存料と日持向上剤の違いは?

「保存料」
食品の微生物による腐敗・変敗を防止し、食品の保存性を良くする目的で使用される。
「日持ち向上剤」
保存料ほどの強い効果は無いが、ごく短時間の腐敗・変敗を抑える目的で使用される。

保存料とは?

保存料として使用される主な食品添加物は、安息香酸、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、しらこたんぱく抽出物、ポリリジンなどが挙げられます。
特徴としては、少量でも非常に大きな効果を発揮します。それゆえ、使用基準のあるものや、その対象商品が限定されています。また、表示に関しては、「保存料」とその物質名そのものを併記することが義務付けられています。

日持ち向上剤とは?

日持向上剤として使用される主な食品添加物は酢酸、酢酸ナトリウム、グリセリン脂肪酸エステル(中鎖脂肪酸に限る)、グリシンなどが挙げられます。
日持向上剤は、保存性の比較的低い食品を数時間又は、1-2日といったごく短時間の腐敗・変敗を抑える目的で使用されます。それゆえ、表示義務や制限も業界内の自主規制のみとなっております。